- 2008-10-11 (土) 23:08
- ASIAN KUNG-FU GENERATION
1.暗号のワルツ - ★★★★
3拍子の薄い音のイントロからベースがゴリゴリと入る。
ドラムがはじめに4拍子になって、その後で全てが4拍子になる、という不規則なリズム展開が斬新で良い。
難解な曲構成なので、メンバーも良く理解できなかったらしい。
それにしてもこの難解さを良くキャッチーさを含めて表現していると思う。
2.ワールドアパート - ★★★★★
シングル曲。
このアルバムは全体的に「歌詞が暗い」と言われているのだが、これはその代表的な曲か。
曲調は初期、例えば「遙か彼方」のような感じのエモーショナルなギターロックだが、歌詞がなんとも言えない喪失感を表現しているようだ。
シャウトするサビ、「想像の世界で君も全部なくして わかったよ」の部分が良い。
好きです。
3.ブラックアウト - ★★★★★(+★)
PVが印象的な曲。
ディレイを加えたギター、アコースティックギターのオーバーダブなどと、サウンド的に好きな曲。
もちろんそれだけではなく、メロディーも彼ら流のキャッチーなロックミュージックで、それも良い。
何か聴いたことあるな、と思ったら、auのCM曲でした。
4.桜草 - ★★★★
サクラソウの花言葉は、「青春」「若者」。
「ひとーつー、ひとーつー」と歌い上げるサビがキャッチーで聴きやすい。
スネアを頻繁に打つドラムも印象的。
「一日中毛布に包まって 世界から逃げる 傷つくことはなかったけど 心が腐ったよ」
と、歌詞は暗め。
5.路地裏のうさぎ - ★★★★☆
初期に近いガリガリのサウンド。
Aメロの脱力感から一気に上昇する、サビの高音が良い。
「退屈な日々にほら何度も 乾いた想いが僅かに浮かぶ」。
6.ブルートレイン - ★★★★☆
シングル曲。ドラムの難易度が高い事で有名。
確かにドラムがせわしなく動いている。
ドラム以外も焦燥感に満ちていて、何処か落ち着き無く動く。
なんというか、歌詞がこれまた絶妙にハマっている。
7.真冬のダンス - ★★★★
細かくビートを刻むギターが印象的。
なんというか、題名と曲がマッチしているような気がする。ダンスするような雰囲気があるから。
8.バタフライ - ★★★★☆
「折れる」のひとことが重い。
なんというか、Syrup16gっぽい暗さ。
元々は「蛾」というタイトルだったらしい。
9.センスレス - ★★★★
重々しいミュートしたギターが重なる。
ディストーションも重々しく響く。
サビでも楽器隊はまだ重いが、ボーカルのメロディーだけ浮遊感がある様で、何か良い。
10.月光 - ★★★☆
「ブルートレイン」のカップリング。
半音下げたドビュッシーの「月の光」から始まる。
リヴァーブを効果的に使っている印象。
11.タイトロープ - ★★★★
三拍子系のリズムで、何処か壮大さもある曲調。
アルバムの最後に相応しい。
歌詞も、ここでプラス思考を覗かせることで、明るく締めている。
感想 - ★★★★☆
個人的に、アジカンの中で一番好きなアルバム。
全体的に重い曲調と歌詞は、「ソルファ」のキャッチーさからはちょっと離れているが、それが好き。
ちょっと、円熟みを感じるようだ。
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