- 2008-12-13 (土) 20:58
- 羅針盤
奇才・山本精一さん率いるフォークバンド、羅針盤を取り上げます。
1.せいか – ★★★★★(+★)
これが1曲目で良いのか、というほどの雄大さを持つ曲。とにかくスケールがでかいフォーク。
ギターのひびきとキーボードが凄く良い。
山本さんのメロディーセンスが大炸裂した一曲です。
といってもこのバンドは、実験よりメロディーに重点が置かれているので、こういった美しい曲が生まれやすいのでしょうね。
アウトロのコーラスが凄まじい。感涙すら零れそうなくらいにカッコいい。
名曲。
2.アコースティック – ★★★★☆
単純なコード進行で、アコースティックギターを奏でる。
歌い方も曲調もシンプルでいい。
このアルバムで一番、フォークという感じがする曲。
3.クールダウン – ★★★★
アップテンポで、それでいてうるさくない。
想い出波止場の「Sugar Clip」が思い浮かばれるような曲調。
それよりダウナーでなく、よりポップになっている感じ。
4.光の手 – ★★★★★
聖歌のような一曲。
壮大なメロディーに、優しい声を重ねたボーカル。
単純なハ長調で奏でられる。
奥で鳴っているアコギが良い。
5.朝うたう夜のうた – ★★★★
重なったギターが良い。
終始優しい感じ。
メロディーが秀逸なのと、ボーカルに少しリヴァーブがかかっている様で、少し浮遊感を得られて、好き。
6.ドライバー – ★★★★
ひねくれた、ロック調の曲。
サビ後の「マイナスドライバー」で音量が下がる部分が、なんかシブい。
7.カラーズ – ★★★★☆
これまた、壮大な曲。
細やかなギターとビートが良い。
10分と、長大な曲。
8.おわりの鈴 – ★★★★★
こぢんまりとしたラスト曲。
Aメロのコード進行が好き。
シンプルかつ繊細で、とても優しい。
感想 – ★★★★★(+★)
山本さんはやっぱり天才、ということを再確認できる一枚。
という資料的価値よりも、音楽的に何かを超越している。
優しい。とにかく優しい。一曲一曲に慈愛があふれている。
今の音楽シーン、このような音楽がなぜ取り上げられないのか。というのが非常に残念である。
残念ながら廃盤だが、レンタルで手に入れられる場合もある。聴く機会があったら是非。
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