- 2007-04-29 (日) 6:07
- Syrup16g
そういえば、Syrup16gのレビューも途中で止まってたなあ。
全曲レビューのために、こつこつと積み重ねていくかんね!
さて、今回レビューいたしますのは、15曲収録1500円と言う破格の値段が話題になった4thアルバム。
1500なのに、楽曲の質も高く、十分満足できる出来となっております。
では、レビュー。
| HELL SEE | |
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syrup16gコロムビアミュージックエンタテインメント 2003-03-19 売り上げランキング : 1020 おすすめ平均 ![]() 笑えるくらいの 癒しじゃないけど。 これ以上ないというほどダウナーなアルバム
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1.イエロウ - ★★★★
このアルバムは全体的に、音があまりよくない。
しかし、その事が逆にこのアルバムの退廃的な雰囲気がうまく伝わる要因となっている。
この一曲目から、歪んだギターが響き渡る。
題名は、「家篭」と、「Yeah! low」とひっかけている。
空中分解しそうな鬱状態を、君も体験してみないか?
2.不眠症 - ★★★★★
だるげなボーカルから入り、少しずつ叫びに変わっていく。
このアルバムの核となる曲じゃないかと思う。
「こんな気持ちはもういいよ
狂ったままの遠近法
夜になるたびwaiting for
のたうちまわって不眠症」
草木も眠る丑三つ時、自分だけが眠れずにいる、そういう時に聴けば、もっと眠れなくなるはず!
3.Hell-see - ★★★★★
「健康」とひっかけているが、この曲自体が凄く暗くて、鬱になりそうだ。
イントロのアルペジオから、最後の「健康になりたいなと」まで、全てが重い。
4.末期症状 - ★★★★★
ここらへんは、スゴイ曲が続く。
この位置にある事で、雰囲気が出ているのかな?
勢いがある。
また、繰り返される歌詞も良い。
歌詞カードを見ると、言葉が無秩序に並べられているだけのように見えるが、実はきちんと構成されている。
「すぐ似てる なんちゃって 一緒じゃん」
「ねぇよ ねぇよ」とか。
5.ローラーメット - ★★★★
テレビで醜態を晒すロックスターを歌った曲。
タイトルは「ロラメット」という睡眠薬から取っている。
長調の曲なのだが、和音が不思議に歪んでいるため、あまり明るい雰囲気を感じない曲。
6.I’m 劣性 - ★★★★
イントロ、ギターが右を左を駆け巡る。
跳ねるようなリズムと、曖昧なコード進行が印象的。
7.(This is not just)Song for me - ★★★★★
唯一の明るい曲か?
夕焼け、斜陽を感じさせる。
リバーブがきかされていて、その雰囲気が増している。
聴いてみる事をお勧めする。
8.月になって - ★★★★★
Syrup16g初のわかりやすいラブソング。
ただ、少し歪んでいるな、やっぱり。
#7、#8と、心が救われるような曲が続いたが…。
9.ex.人間 - ★★★★★(+★)
この曲でガクンと落ちる。いや、「墜ちる」か?
とにかく聴いてみる事。
そうじゃないと始まらんね。
ちょっと解説してみる。
この曲はSyrup16gの中で、一番ヘビーな曲といえる。
「ex」というのは、「人を超えた」ではなく、「人ではなくなってしまった」という意味。
PVは相当グロテスク(パープルムカデとは違ったグロさ)だが、一度見ればこの曲の魅力に取り憑かれてしまうハズ。
10.正常 - ★★★★★(+★)
……ここが底。
なにも言う事はナイ。
11.もったいない - ★★★★
かなり暗い…が、#10、#11のおかげで大分明るく聴こえてしまう。
重苦しいムードが俺を包む。
12.Everseen - ★★★★
ロックしてるなあ。
このアルバムの中でちょっと浮いてるかもしれないけど。
ちょっと救われた気分になれる。
「あいさつはHello,hell」なんて、面白いね。
13.シーツ - ★★★★
病院のベッドの上、的な曲。
静かな曲調が、ゆりかごに揺られているようで心地いい。
14.吐く血 - ★★★★★(+★)
題名はもちろん、「白痴」から。
救いようが無い曲だ。
なにも言えない。
もう一つの底。
15.パレード - ★★★★★
すこしだけ救い上げてくれる。
これで、明日も生きれるね。
感想 - ★★★★★
名盤でしょ。
アルバム全体としての雰囲気が、きちんとこっちに伝わってくる。
レビューする途中で、実はだるくなってしまった><
全身の力が抜けてしまった。
音楽は魔力を持つね、ホント。
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これ以上ないというほどダウナーなアルバム


