エイプリルズ – 4th Album「BACK TO THE FUTURE MUSIC」
1.プロローグ
ボコーダーを用いての導入。
2.Drive My Carpet – ★★★★
ミドルテンポの短い曲。#1とこの曲とで、アルバムにすっと入れる感じがする。
ボーカルはオートチューンを全開にかけて、近未来感が感じられる。
イントロのシンセの滑らかさ、疾走感と、Aメロから先の縦ノリ感(安定感)との差が面白い。
両側で小さくも鳴り続けているギターもワンポイントで良い。
3.Shine×Shine×Shine×Shine – ★★★★★
PVも作られている曲。
エイプリルズの持っている爽やかさがぎゅっと凝縮されているコード進行と、アンサンブル。
capsuleのような全面打ち込みではなく、バンド感のあるところがすごく好き。(もちろんcapsuleも好きだが)
ミホさんのボーカルが非常にノビがあっていい。
4.Wow!
30秒ほどの、#5への導入曲。
5.Back To The Future Music – ★★★★☆
エイプリルズの新境地といった感じのする曲。
ただ爽やかなだけでなく、エッジの効いたトランシーなサウンドと、挿入されるラップが今までにない雰囲気を醸し出している。
ところどころで細かくカット加工されたボーカルがリズミカルで良い。
「パン・ダ」のように軽々しくなく(これはもちろんいい意味です)、ある意味で緊張感すらあるラップを、どう感じるかがこの曲の評価につながるのではないでしょうか。
6.ニュー・ユマ・スマック – ★★★★
カヴァー曲。原曲はyoutubeで聴ける。
YMCKのような、いわゆるチップチューン系の音をフィーチャーした曲。(意外と原曲の再現性が高い)
題名の「ユマ・スマック」は、ペルー出身の歌手のことらしい。
7.ステンレスガール – ★★★★
エイプリルネタだったはずなのに、アルバムに入るとは…。というか、この曲全部作ってあったのね。
曲調やオートチューンなどの使い方は完全にPerfumeのパロディ。さすがエイプリルズ、よく出来ている。
8.Play’n Loud – ★★★★☆
アルバム前半のようなハードな曲を再び。
Aメロの間じゅう保続されるベースと、サビの高音が対照的になっている。
エイプリルズがこういう曲を作るとは思いもしなかった(先入観ですが)ので、驚くとともに、今後が楽しみでもある。
9.ボク宇宙 – ★★★☆
三拍子のチップチューン調の曲。
ゆったりとした曲調。
よく考えれば、このアルバムには今までゆったりとした曲はなかったわけで、この曲で一端雰囲気が落ち着くことになる。
10.P.S. BOY MEETS GIRL – ★★★★★(+★)
ここからの二曲、どちらも名曲です。
エイプリルズのメロディーセンスがぎゅっと凝縮されている。
彼らの音楽の持つ妙な甘酸っぱさ、爽やかさや、打ち込みの音楽の疾走感がはっきり出ている。
この曲はもともとNTTドコモとのコラボレーションで配信された曲のようだ。
11.楓ニュータウン – ★★★★★(+★)
アニメ作品「楓ニュータウン」の音楽、主題歌を担当したエイプリルズ。この曲はその主題歌である。
#10と同じく、甘酸っぱく爽やかで、妙に懐かしい気持ちにさせられる。
僕は「楓ニュータウン」の全編の映像は見ていないが、こちらもいずれ見てみたい。
曲中繰り返される転調も、なんとも言えず楽しい。
感想 – ★★★★☆
数年前、何かのテレビ(たぶん早朝の音楽番組か何か)で「パン・ダ」を聴いた。パンダが縦横無尽に飛び交う映像だけがサブリミナル的に脳内に残っている。
その後、彼らが「ネオ渋谷系」と評されていることを知り、「SPACE DREAM BATHROOM」を聴いたのが本格的な彼らの音楽への出会いであった。
その時は「このような音楽もあるものだな」といった他愛もない感想を持った記憶があるが、このアルバムを聴いて、彼らの音楽が一気に好きになった。
これからの活動へも期待をもたせる一枚である。
(それと、エイプリルフールも毎年楽しみ。)
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