- 2008-03-30 (日) 7:30
- Aburadako - あぶらだこ
1.夜霧の停車場 - ★★★★
インスト。
まるで夜霧がかかったような薄いリヴァーブがかかっている。
…が、やっていることは今までとそう変わりなく、カオスなあぶらだこ世界が広がっている。
ただ、音が凄くきれいになって、ちょっとわかりやすくなったような気がしないでもない。
2.邁進 - ★★★★☆
なかなかの良曲。
ディストーションなバリバリギターを尻目に、ボーカルがどんどんと曲を広げていく。
1分半で綺麗に終わるのもグッド。
3.天狗の畦道 - ★★★★
ずいぶんポップだ。
最初のギターリフだけ聴かされたら、あぶらだこと思わないであろう。
しかし、ボーカルが入ってからは完全にあぶらだこの世界。
訳の分からない展開に時々挟まれるポップなギターが良い感じ。
4.オー・マイ・ゴッド - ★★★★
ベースがブリブリでカッコいい。
このブリブリのベースが全編を支配している。
中盤のずかずかと言う高速になる展開と、相変わらずカオスなボーカルが良い。
5.錯走 - ★★★☆
バンドの全員が全員、別の方向を向いているような雰囲気が何か好き。
これも短いので手軽!(違うか)
6.グリーンパーク - ★★★★
ピアノと電動ドリルを取り入れた野心作!
題名は爽やかだが、やってることはすっごくヘヴィー。
「時間がきて失望」で終わる歌詞が印象的。カッコいいぜ。
7.蕎麦桜 - ★★★★
なんだかんだで題名と歌詞が結びついているのである。
「無謀な策略あてをはずしてか
そば屋の軒先目が覚める」なんて、意味が無いようで意味があって凄いと思った。
歌詞の長さの割に駆け抜けるように二分で終わってしまう。
8.蒼痍 - ★★★☆
全体的にぬめぬめしている感じ。
ヘンにリヴァーブのエフェクトがかけられていて、つかみ所がない。
この変態性はZAZENどころではないな。
9.タッピングペースト - ★★★★☆
歌詞を見た瞬間吹いた。
「ネバー製本/ネバー製本/ネバー製本
オッケー板金」って何ですか。
内容はバリバリヘヴィーな、珍しくストレートなハードコア。
10.提言 - ★★★★★
いきなりずしんとベースとドラムが一点で重なり、「おお」と思う。
そして、名言が続出する歌詞。
「神は紙なのか」「紙は神なのか」「未知は道なのか」「道は未知なのか」「自己は事故なのか」
…そして、ラストの一節に完全にノックアウト。
「事故は自己なのか
天災」
最後、フィードバックノイズで締めるのが余韻を残していていい。
11.±0.5 - ★★★★★
リズミカルかつメロディアス(?)にキめてくる。
三連符系のリズムが面白くて好き。
最後の「なむなむ」がもうね。
12.啓蟄 - ★★★★
ボーカルにリヴァーブをかけてある、これまた野心作。
これもまたメロディアス。
聴いているとトリップしそう。
「ああーぁぁあはぁ きつおんぅ」とか、本当に変態的。
13.春望 - ★★★☆
そんなに綺麗なモノでもない。
歌詞も内容も亀盤を引き継いだようなあぶらだこハードコア。
14.オークランド・イン・ヘブン - ★★★★
ゆらゆらと浮かんでいるような不思議なイントロ。
そして、カオスなギターが入る訳だが、これもまた遠くで浮かんでいるみたいだ。
まさにヘブンな新境地。
15.分陰 - ★★★★
最後にヘヴィーな曲でおなかいっぱい。
なんと、アコースティックギターを、ボーカルのヒロトモさんが弾いてます。
しかも彼、かなりの絶叫ぶり。本当に会社員なのか。
「彼方に揺らぐは存続の化生」。
感想 - ★★★☆
一曲一曲は良曲が多い。
しかしながら、15曲という大量の曲それぞれに個性があり過ぎ、しかもギターの音もどうしても似通ったもののため、悪い意味で方向性がよくわからない。
音質は今までに比べかなりいいと思う。
音圧が高まっているので、臨場感があってよい。
初心者向けではないのではないだろうか。
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