カテゴリー : 七尾旅人

TAKKYU ISHINO feat.TABITO NANAO − 「ラストシーン」

天才の祭典!
石野卓球と七尾旅人という、ふたりの奇才の才気をバリバリ感じるシングルです。

ラストシーン

1.ラストシーン – ★★★★☆
ヘヴンリィのレビューと重複するけれど。
高音がプツプツと鳴る、どちらかというと無機質なトラックに、旅人先生の幽遠な歌声が乗る。
テンポは乗るにはやや遅めかな、と言う感じで、よりずっしり聴き込める感じ。
「グッバイ」っていい。いいよ。

2.gimme some high energy – ★★★★
卓球のソロの曲と言った感じだろうか。
曲名通りの歌詞がトーカーソフトの機械音声によって延々とループされ、そのバックに#1のトラックが現れる。
もとからこの曲があって、「ラストシーン」に変化したのか、「ラストシーン」からトラックだけ抜き取って作ったのかは定かでないですが。

3.ラストシーン -no idea mega mix - – ★★★★★(+★)
七尾旅人自身によるリミックス。
最早#1の原型は無いに等しい、幽玄な雰囲気。
月の出てる夜に、酔っぱらって、広い草原を彷徨ってるような感じです。
ふわふわ、ゆらゆらと。
旅人教授の真骨頂!

4.ラストシーン -overrocket 1415 - – ★★★★★
overrocketによるリミックス。
かなりエネルギッシュな感じになっています。
スネアのカツンカツンいう感じと、7の和音が凄く好み!
素晴らしいリミックスです。


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七尾旅人 − 4th Single「ナイト・オブ・ザ・ヘディング・ヘッド」

ジャケットに、何とも言えない良さが有る。

ナイト・オブ・ザ・ヘディング・ヘッド

1.エンゼルコール – ★★★★★
2ndアルバム、「ヘヴンリィ・パンク:アダージョ」に収録。
曲は「萌の歯」あたりと同じ雰囲気だが、曲調のお伽噺的傾向は薄れ(勿論歌詞は別)、ビートを前面に出してきている感じがある。
巧妙にしかけられている音のひとつひとつが、点描のよう。一つの世界をしっかりと築き上げている。
いままでのどの曲よりも地に足がついているように聴こえる。しっかりと足を踏みしめつつも、つかみどころのない浮遊感を持って前に進んでいると言った感じか。そういった意味ではあまり聴く事のできない種類の曲かもしれない。
なにげに曲構成もしっかりとしているのであった(A-B-A-B-C……)。
彼の1stアルバムから2ndアルバムへの、ちょうど曲がり角にある曲です。

2.振動の国 – ★★★★★(+★)
三音だけ、跳ねるような音の後にいきなり音の洪水で、目が醒めたような気分になる。
オートチューンをかけたボーカル(1stの「バニフォーおもちゃ工場の連中だよ! ~露コナツ最初の日~」のAメロのような感じ)が特徴的なのと、明確なコード進行が前面に出ているのが良い。
夢の中で揺られるような、そう言う感じの電子音が音の上部でゆらゆらと跳ねる。

3.雨傘行進曲 – ★★★★
「行進曲」と言いつつも、三拍子のリズムで、ゆったりと進む。
雨の日の、あの日が射さない薄暗さと、何とも言えない気だるさが味わえる。
後半、テンポを上げてくる。
彼のシングルのB面曲 (タイトル曲が無いため何と表現していいのかわからないが、1曲目以外の曲) は、なかなかクオリティが高いのだが、この「ナイト・オブ・ザ・ヘディング・ヘッド」の2曲は、そのなかでも珠玉の二曲である。と思う。


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七尾旅人 − 3rd Single「鉄曜日の夜→蘭曜日の朝」

鉄曜日の夜→蘭曜日の朝

1.萌の歯 – ★★★★★
夢の中での徘徊のようなPVも必見の名曲。
このような曲がポップスであり、邦楽の歴史に残る曲であってほしい。
ちりばめられた星の屑のような音の数々。
曲のダウナーさを深めるベースも良い。
歌詞も初期ナナオ節幻影世界全開。

2.告白ヴォーグ – ★★★★★(+★)
瑞々しいアコースティックサウンドと、宅録っぽいローファイさのある打ち込みサウンドが特徴的。
彼独特の転調手法もこの曲でもの凄く活きている。
一聴すると単なるポップスのような旋律なのだが、「どうしてこうなるの!」という意表をついた転調をしてくれる。この曲のサビ前からサビへの転調もそれだ。
この曲ではギターが大活躍する。控えめに後ろで鳴っているだけだが、ディストーションサウンドは曲を鮮やかに彩っている。

3.ナナオのCollege Life (中卒) – ★★★★☆
「酩酊」したようなふらふらとした歌い方。
ループするエフェクトを書けたギターも調性が安定しないように感じられる。
酔う、酔う……。

4.コナツ最後の日々。 – ★★★★☆
#1と同様、1stアルバムに収録されている曲。
電子音の海の深さに心地よく漂いたい。


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七尾旅人 − 7th Single「およそこの宇宙に存在する万物全てが【うた】であることの最初の証明」

およそこの宇宙に存在する万物全てが【うた】であることの最初の証明

1.マイ・ファースト・チャーント – ★★★★☆
独特の歌い方で歌われる。
「ヘヴンリィ・パンク:アダージョ」と「911FANTASIA」の丁度中間に位置するような楽曲。時期もそうだし、曲調もそうだ。
全体的にダルさを漂わせたムードで、転調を繰り返してだんだんと盛り上がっていく。
彼独特の打ち込みの音とかも、しっかりそこにある。
語り口は「911」の、説得するみたいな感じも含んでいるような気がする。
中間部の「ゴーゴー!ミュージックパワー!」っていうのが凄く好き。
名曲だが、聴く人を選ぶ。

2.それでも地球は歌っている – ★★★☆
歌というより物語。
ナカコー(μ)とフルカワミキ(θ)という、元スーパーカーの二人をサポートで語りに加えている。
ファンタジーチック。
「911」路線か。

特典.うたぐるい – 採点無し
DVDである。特に言う事はない。
彼自身の頭の中の世界がそのまま具現化された物なのだろうか?
かなり独特で、よくわからない。
もうちょっとよく見たらわかるのか、とか、そう言うこともわかりません。


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