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2007-07-06

村上春樹 − 「海辺のカフカ」

小説のレビュー。
村上春樹氏(以下敬称略)の「海辺のカフカ」。

村上春樹はある意味「内閉的」な作品を書くヒトだと思う。
若者が心の奥底に隠している「魔物」のようなものを、その文章によって抉り出して、晒し出していると思う。
それがウケる理由じゃないかな。
たまに外に飛び出したりする作品も書くのだけど、そちらも何とも言いようのない寂しさに満ちている。
この「海辺のカフカ」という作品は、前者のパターンと後者のパターンが入り交じっているように思える。
主人公である15歳の少年は、家出をする。
というわけで少年は、「外の世界」へと旅立っていく。
少年は「直感」で四国に行くことになるのだが、そこで宿命的な出会いが待っている…。

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star何とも理解しにくい作品。
star世界で一番タフな15歳?
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starおもしろかったです。
starRPGの中にいるかのような世界観
star俄ハルキストになってしまいそう!

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小さなこだわり

少しだけ日記を。

小説とかレビューとか書くときのこだわり。
音楽は、「聞く」じゃなくて「聴く」と書いてしまう。
本当はどっちでもいいのかなあ。
でも、音楽って「聴く」って感じだよね。
「耳+目+心+十で『聴』っていう字になる。耳と目と心で十分音楽を楽しむことを『聴く』っていうんだよ」と昔(確か小学生の頃)誰かに教えられたことが今でも残ってるみたい。

「きく」つながりでいうと、小説を書くときに、
「私は彼の話をなんとなく聞いていた」
「私は彼の話を(注意深く)聴いた」
「私は彼に『それはなに?』と訊いた
みたいに使い分けることもこだわり。
演劇とか、喋りとかは、漢字の違いはあまり影響しないけど、こういう風に書くときは、漢字の違いでその文の雰囲気が大きく変わっちゃうことがある。
だから、使い分けるようにしてます。

ちなみに、管理人はよく、なにかをしている最中に、
友「おい、話きいてんの?」
管「あーきいてるよ」
と言ったりしますが、このときの管理人の「きいてる」は「聴いてる」ではなく「聞いてる」だと思ってください。
何かしていないときは、ちゃんと「聴いて」いますので、悪しからず。

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