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2009-01-05
凛として時雨 − 1st Single「moment A rhythm」
- 2009-01-05 (月)
- 凛として時雨
1.moment A rhythm – ★★★★☆
曲自体は全然悪くない。いや、良い。
良いだけに、1曲17分入り3000円という値段が背中にずしんとのしかかる。なんでこの値段なのだろうか。
「Feeling your UFO」が二枚買えてしまう。
いや、逆に考えると、この値段は時雨の自信のあらわれか。
「この値段で買えない奴は聴くな」みたいな自信。まあ、彼ららしいと言えばらしいが、メジャーデビュー作として、敷居が高すぎる。
彼らのスタンスは、「メジャーデビューするので、皆さん聴いてくださいね」というものではないのだろう。
しかし、しかし……やはり3000円は絶対高いですってOTL
ブックレットはいらない、歌詞カードだけで良いから、1000円で出して欲しいというファンがここに一人。いや、1500円でも良い。
ここで純粋な曲の感想をば。
今までの爆発系キワキワロックチューンの影はなく、かなり落ち着いた曲調の曲。
今までの曲で近いのは、「傍観」あたりだろうか。あれの中盤の爆発をもうちょっと緩やかにした感じ。
envyが、今までの激情を封印して、落ち着いた路線に移った、のとは少し違うか。
ディレイを加えたギターのアルペジオが特徴的。
曲は8分あたりで終わりを告げ、モンタージュのような様々な音の混じりあいが続く。
一応、CD全体のオススメ度は★★。時雨ファンの方には★★★☆くらい。
値段がネック過ぎます。時雨がはじめての人は、2000円のフルアルバム「Inspiration is DEAD」を買った方が良いでしょう。それか、1500円のミニアルバム「Feeling your UFO」を2枚(というのはまったくの冗談だが、)買った方が良い。
ということは、これはファン専用ってことか? うーん。それにしても、だ。
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七尾旅人 − 4th Single「ナイト・オブ・ザ・ヘディング・ヘッド」
- 2009-01-05 (月)
- 七尾旅人
ジャケットに、何とも言えない良さが有る。
1.エンゼルコール – ★★★★★
2ndアルバム、「ヘヴンリィ・パンク:アダージョ」に収録。
曲は「萌の歯」あたりと同じ雰囲気だが、曲調のお伽噺的傾向は薄れ(勿論歌詞は別)、ビートを前面に出してきている感じがある。
巧妙にしかけられている音のひとつひとつが、点描のよう。一つの世界をしっかりと築き上げている。
いままでのどの曲よりも地に足がついているように聴こえる。しっかりと足を踏みしめつつも、つかみどころのない浮遊感を持って前に進んでいると言った感じか。そういった意味ではあまり聴く事のできない種類の曲かもしれない。
なにげに曲構成もしっかりとしているのであった(A-B-A-B-C……)。
彼の1stアルバムから2ndアルバムへの、ちょうど曲がり角にある曲です。
2.振動の国 – ★★★★★(+★)
三音だけ、跳ねるような音の後にいきなり音の洪水で、目が醒めたような気分になる。
オートチューンをかけたボーカル(1stの「バニフォーおもちゃ工場の連中だよ! ~露コナツ最初の日~」のAメロのような感じ)が特徴的なのと、明確なコード進行が前面に出ているのが良い。
夢の中で揺られるような、そう言う感じの電子音が音の上部でゆらゆらと跳ねる。
3.雨傘行進曲 – ★★★★
「行進曲」と言いつつも、三拍子のリズムで、ゆったりと進む。
雨の日の、あの日が射さない薄暗さと、何とも言えない気だるさが味わえる。
後半、テンポを上げてくる。
彼のシングルのB面曲 (タイトル曲が無いため何と表現していいのかわからないが、1曲目以外の曲) は、なかなかクオリティが高いのだが、この「ナイト・オブ・ザ・ヘディング・ヘッド」の2曲は、そのなかでも珠玉の二曲である。と思う。
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